間取りを決める際に忘れてはいけないことがあります。
それは家具の配置です。
お手持ちの家具を使いたい場合が多いと思いますが、家具を置いたら部屋が狭くなった、最悪、置けない!ということがないように、間取りを検討する際は、必ず家具の配置も合わせて検討しましょう。
リビング(ダイニング)の家具の配置
リビングとダイニングは、ソファー、ダイニングテーブルと大きな家具を置くことが多いと思います。これらはお店で見ているより、家に配置すると、とても大きく感じることが多くあります。よく陥るパターンは
- 人が通るスペースが狭くなる
- 思ったレイアウトが出来ない
- テレビとソファーの距離がなくなる
等だと思います。できるだけ図面に描き、人の通り道があるか、置きたい向きに置けるか等確認することをお勧めします。
我が家のLDKの間取りの決め方
我が家の間取り検討の際、ダイニングセットだけは手持ちのものを使うことを決めていました。ですので、このダイニングセットを置いても、ゆったりと人が通る道を確保できるか確認しました。幸いなことにどの向きに置いてもゆったりと配置することが出来ました。
また、テレビがどの場所からも見えることが重要でした。キッチン、ダイニングからもよくみえるようにテレビの位置も考えつつ、間取りを検討しました。
キッチンは対面式は配膳の際、ぐるっと回る必要があるのが嫌でした。これを解消するためにキッチンをL型でキッチンからダイニングテーブルまでを一直線にしました。
その他家具以外に、大きな観葉植物(これがあなどれません!)、絵画もありましたので、これらの配置も考えながら、全体の間取りを決めていきました。
植物をたくさんお持ちの方は、それらをどこにどのように配置するか、も検討してくださいね。
キッチンは向きをかえたので、約12センチ上がりましたが、4年目になりますが、転んだこともひっかけたことも一度もありません。たまにここに座ってスマホやったり、この段差のおかげで、空間にリズムが出来て良かったなあと思っています。キッチンに立つと全体が見渡せ、カフェやバルのカウンターようで、テンションが上がります。
家具で部屋を仕切る
低めのチェスト等を置いて、空間を軽く仕切ることもできます。
ダイニングとリビングの間や、在宅スペースとリビング等家具を差し込むだけで、ゾーンが出来ますので、ゾーニングしたい方は取り入れると良いと思います。
特に子供部屋はあとから壁をつけるパターンが多いかと思いますが、家具を置いてゾーニングすると収納も増えますし、子供の独立後、また一つの部屋に出来、一石三鳥ですね。
ソファーの大きさと配置
リビングの大半をしめるソファー。はじめは1.5人掛けをラフにおいていましたが、子供の成長とともに2~3人掛けが欲しくなり、購入することに決めました。
過去2回ほど、大きなソファーに憧れ購入し失敗しているので、今回は動線、大きさをしっかり考えました。
詳しくは下記記事をご覧ください。
間取りが日々の生活を快適にする
どのように生活したいか、現在の不満は何か、を考えることはとても大切だと思います。そして、お手持ちの家具をどうレイアウトするか、これも忘れずに間取りを考えてくださいね。
自分の生活にあった間取りにすると、毎日がとても快適になります。全部変えなくても、一部変えるだけで、随分と良くなるなあと実感しています。マンションをリフォームする際は、間取りも是非検討していただけると嬉しいです。